Question

いとこの影響で息子もお菓子を欲しがる

3歳の息子は、5歳と2歳になる妹夫婦の子どもたちと遊ぶことが多いのですが、妹家族は食事中、前後を問わず、お菓子やジュースを多く与えます。うちではお菓子やジュースは与えず食事をしっかりとるようにしているのですが、お菓子を欲しがるようになるので困っています。うちの方針を伝えたのですが、合わせられない、うちの子はジュース、お菓子を食べないと低血糖になると取り合ってくれません。一時と思ってがまんするしかないのでしょうか?

女性/30代

2022/01/28

Answer

文面から、妹さんのご家族と食べものの与え方に対する方針が違い、対応に悩まれている様子が伝わってまいりました。3歳の息子さんは、妹さん夫婦のお子さんたちと一緒に遊ぶ機会が多いとのこと。歳も近いようですから、一緒に遊ぶのはお子さんたちにとっても楽しいでしょうし、有意義な時間になっていることでしょう。お互いによい刺激を受けたり、影響し合うこともたくさんあるように思います。


ご相談を拝見したかぎりでは、妹さん夫婦のお子さんたちが低血糖症を患っていて、お菓子やジュースを与えることは主治医とご相談のうえでの対処法なのかどうかわかりかねてるのですが、食べものの与え方については、おそらくどのご家庭にもそれぞれの方針があるのではないかと思います。妹さんのご家庭のように、食事中、前後を問わずに与えるようにする方もいらっしゃるでしょうし、ご相談者のように、お菓子やジュースは与えず、食事をしっかりとらせるようになさっているご家庭もあるでしょう。

子育ての方針も各家庭それぞれであるように、食べものの与え方についても、それぞれの考えがあるように思います。お互いの考えを尊重し合わなければならない面は、あるのかもしれません。


しかしながら、今後もいとこたちと息子さんが遊ぶ機会は多いでしょうし、そのようななかで、ご相談者だけが一方的にがまんするのもつらいでしょう。息子さんへの影響を考えるとなおさらだとお察しします。そこで、お互いの考えを尊重し合い、妥協点を見出してみてはいかがでしょうか?


例えば、お菓子やジュースを与えない時間枠を設けてみるのはいかがでしょう? 「この時間からこの時間だけは、お菓子やジュースを与えない時間」と枠を決めて、遊ばせるのもです。この対応であれば、お菓子やジュースを与えないということにはならないと思いますし、妹さんご家族の考えも尊重できるのではないかと思います。


また、妹さんに時間で区切って対応してもらえるのであれば、息子さんへの影響も少なくて済むのではないでしょうか? 妹さんがお菓子やジュースを与えている時間帯だけ、息子さんをほかの場所で遊ばせることもできるのではないかと思います。午前、午後の1時間はその時間に当てるなど、少ない時間枠でご提案されたら、妹さんご家族も考えてくれるかもしれません。妹さんたちの考えも尊重したいということをお伝えしたうえで、提案してみるのも1つではないかと感じました。


姉妹という近しい関係だからこそ、難しいところもあるかもしれませんが、お互いの考えを尊重し合いながら、子育てをなさっていけるとよいですね。いとこどうし仲よく遊ばれているお子さんたちのためにも、1つの案として、ご参考になさっていただければ幸いです。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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