頼まれたことを断るのが苦手。どうすれば?

「飲み会の幹事をやれ」と言われたのですが、やりたくありません。私は、頼まれたことを断るのが苦手です。どうしたらよろしいでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
誰しもやりたくないことを頼まれるのは嫌なものですよね。嫌なことはできるだけ避けたいですし、うまく断れないものかと悩んだ経験がある人は多いことでしょう。そのようなときの気持ちのもち方や、上手な断り方などについて、考えてみたいと思います。
今回は、飲み会の幹事をひき受けたくないというご相談ですが、幹事以外でも、やりたくないけれど頼まれてしまうことは、日常生活のなかで多くあると思います。例えば、学校や地域の役員、職場や家での雑用、また、社会人であれば、苦手な業務を命じられる場合などもありますよね。
状況などから考えて、ほかの人よりも、自分がひき受けた方がよいと思われることや、持ち回りで誰もが1回はやらなければならないことなどは、断わらずにやってみるという姿勢も必要かもしれません。もちろんどちらであっても、自分にそれをひき受ける能力や、心身のエネルギーがあることが前提にはなると思います。
一方で、自分よりも適任の人がいると思われるときや、どうしても負担が大きくてひき受けられないというときには、断る勇気をもつことも大切です。こういった場合、ただ「できない」と断るのは、頼んだ人もあまりいい気持ちはしないかもしれません。
このため、断る際には「○○はできないけれども、△△はできる」など、断る代わりに自分ができることを提案してみるのもよいでしょう。断るだけよりも相手に伝えやすくなりますし、協力するという姿勢を見せることで、相手もあなたの気持ちを受け止めやすくなると思います。
あなたの場合も、もし、幹事が持ち回りなのであれば、1回はひき受けてもよいのではないでしょうか? 苦手なことであっても、実際にやってみることで、自分自身が成長できたり、新しい何かを学べるよい機会になったりするかもしれません。持ち回りではなく、ほかにふさわしい人がいるといった場合には、幹事はできないけれども、お店を調べることはできるなど、何か1つでも協力できることを伝えてはいかがでしょうか?
やりたくないことをどの程度ひき受けるかについて、自分なりの基準をもったり、上手な断り方を身につけたりすることは、とても大切です。この機会に、自分に合った方法を考えてみてくださいね。


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