Question

疲れて退職。「~かも」と考えて無気力に

心配しすぎたり、気にしたり、不安になったりという日々が続き、心身ともに疲れ仕事を辞めました。「~かもしれない」という考えが浮かんで、頭から離れないのです。あまりにも深く考えすぎて疲れ、何もする気がなくなります。また、今さら考えても仕方のない十何年前の失敗のことまで考えてしまい、不安になります。こんな自分が恥ずかしく、情けない人間に思えてしまいます。 

女性/20代

2022/01/28

Answer

心配や不安という感情は、誰にでもあるものですよね。ただ、それによって仕事も辞めてしまったとなると、そのような感情が大きくなりすぎているように見受けられます。


今のような状態がどのくらい続いているのかはわかりかねますが、仕事ができなくなったり、気力がなくなったりと、日常生活にまで支障が出ていることが気にかかりました。もし自分1人でコントロールするのがむずかしいときには、心療内科などを受診し、心身の状態を診てもらった方がよい場合もあります。過度な心配や不安は、不調の1つとして表れることもありますので、あまりにもつらいときには、専門医に相談しながら、対応方法を考えていくことが大切です。


それを前提として、ご自身でできることや、考え方を変える方法などを一緒に考えていきましょう。


「~かもしれない」の、「~」の部分には、「ミスしたかもしれない」「怒られるかもしれない」など、あなたにとって悪いことや起こってほしくないことが入るのだと思います。もちろん、誰でもそういったことは避けたいと思うものですが、どんなに注意を払ったとしても、嫌なことを100%防ぐことはできないですよね。人生のなかでは、防ぎようがない、突発的なできごとも多々あるのではないでしょうか?


あなたが思う心配や不安のなかで、自分の力だけで対策を打てるものは、どのくらいあるでしょうか? 例えば、書類のミスなどであれば、何度かチェックをすることで、ある程度は防げますが、ほかの人の感情(怒られるかも、嫌われるかもなど)や、災害(地震や火事が起こるかもなど)は、対策にも限界があると思います。できる範囲で、準備や予防をすることは大切ですが、自分ではどうにもならない部分に関しては、起こったときに考える、という切り替えも必要です。


まずは、不安なことがらについて、今考えて対策を打った方がよいことと、今考えてもあまり意味のないことに分けてみることをおすすめします。昔の失敗は、ご自分でも「今考えても仕方ない」とわかっているようですね。人は考えれば考えるほど、そのことが強く記憶され、頭に浮かびやすくなるとも言われますので、初めのうちは少し無理をしてでも、考えることをやめる努力をしてみてください。そして、今の自分ができること、自分にとって楽しいことなどの方に、意識して目を向けてみましょう。


心配や不安というのは、人間にとって大切な、当たり前の感情の1つですから、そういった感情が生じやすい傾向について、決して自分を恥ずかしい、情けない、などと思わないでください。それは言い替えれば、とても慎重で注意深いという長所でもあります。そういった感情をゼロにするのではなく、うまくコントロールしていければいいのではないでしょうか?


場合によっては、専門医とも相談しながら、よい方法を見つけていってくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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