Question

ペットの死、悲しみで食事ものどを通らない

9年間飼っていたペットが老衰で亡くなりました。家族同様のペットだったので心にぽっかり穴が開いたように感じられます。それ以降、食事ものどを通らず、悲しみから抜けられません。気持ちを切り替えないといけないのはわかっているのですが、どんどん沈んでしまいます。

女性/30代

2022/01/28

Answer

ペットロスという言葉もあるように、9年もの間、家族の一員としてともに暮らしてきたペットとの別れは大きな衝撃だったことでしょう。その喪失感と悲しみは相当なものとお察しいたします。


これまで多くの時間を一緒に過ごし、癒しや喜びを与えてくれたペットがいなくなってしまったことで、気持ちの整理がつかなくなるのは無理のないことと思います。


人が悲しみから立ち直るためには、ある程度その悲しみに向き合う時間が必要です。かけがえのない相手との別れに直面したとき、悲しみや寂しさだけでなく、後悔や罪悪感、喪失感など複雑な感情が湧いてきます。精神的に不安定になる場合もあります。


その感情は「悲嘆」と呼ばれ、人が大事なものを失くしたときの正常な反応です。そしてそのつらい感情や不安定な時期は、段階を経て少しずつ整理され、自分なりに受け入れられていくと考えられています。


早く気持ちを切り替えなくては、と頭では理解できても感情がついていかない今は、感じている悲嘆をご自分なりに少しずつ癒していくことが必要な時期かもしれませんね。


できれば自分のなかだけで抱え込まず、悲しみに包まれた気持ちを誰かに共有してもらえるとよいと思います。周囲に同じような経験をした方はいませんか? その死をともに悼みながら、思い出を整理したりする十分な時間を経て、少しずつ元気を取り戻していけるのではないでしょうか?


一方、もしもペットを失ってから数カ月が経過しているにもかかわらず、食事が十分にとれなかったり、悲しみから抜け出せないと感じる状態が2週間以上続いているのであれば、一度心療内科やメンタルクリニックなどの専門医にご相談されることをおすすめします。悲嘆の程度や回復力は人によって違いがありますが、受診のタイミングとして心に留めておいてください。


ペットは老衰で亡くなったとありましたが、十分天寿を全うし、また最後まで大好きなご家族に看取られての幸せな旅立ちだったのではないかと推察しました。家族同様の愛情を注いで育てられ、ともに過ごした思い出は、いつまでも家族の一員として心のなかで生き続けることと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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