Question

足のむくみは飲酒や喫煙のせい?

5年ほど前から足のむくみが気になりだしたのですが、その間ずっと症状があるわけではありませんでした。しかし、今年の春頃や最近ではパンパンに張っていて、正座をするのがつらい状態です。一度内科で受診したのですが、検査の結果は貧血がひどく、心臓の弁の建て付けが少し悪いとのことでした。喫煙と飲酒(ビール3杯、ワイン3杯程度)をしますが、そのことがむくみの原因でしょうか? アドバイスをお願いします。

女性/40代

2022/01/28

Answer

むくみがひどく、つらい状況が続いているのですね。


女性は男性に比べて筋肉量が少なく、冷え性や貧血気味の方が多く、生理周期によってむくみやすい傾向にあります。


一般的にむくみの原因は、生理的なもの、腎臓・心臓・肝臓・内分泌などの問題、栄養バランスの乱れ、女性特有の特発性のものなどのパターンがあります。


また、貧血があると血管内の浸透圧が低くなり、細胞の間室内に水分が移動し、むくみの原因になります。


生理前には症状がでることが多いのですが、月経後もむくみが改善せずに続く場合は、受診の目安となります。


女性特有の特発性のむくみは、20~50代に多く、性ホルモンが影響しているといわれています。

特徴は、夕方にむくみがひどくなり、横になると軽くなるということ。気温の上昇や長時間の立位で悪化し、頭痛やだるさ伴うこともあります。

この場合の対策は、塩分を控え、弾性ストッキングの着用、適正な水分や食事、長時間の立位を避けることですが、内服治療が必要な場合もあります。


長い間むくみの症状が続いたり、つらい場合には、医療機関に相談しましょう。


原因にもよりますが、むくみがひどいときに受診するのは、循環器科、泌尿器科、むくみ外来などになります。


飲酒とむくみとの関連についてですが、アルコールには利尿作用があり、尿量が増えるためからだは脱水状態になります。必要な水分を補給することで、体に水分がたまりやすくなります。また、夜は抗利尿ホルモンの増加により尿量が減り、体内に水分がたまりやすくなるのも原因のひとつです。


また、喫煙とむくみには、明らかな関連性はないようです。


日常生活の中で、むくみを改善する方法をご紹介します。


●足先やかかとを持ち上げて下ろす、足首を回すなど。定期的に行う。


●足先から心臓の方向へ、やさしくマッサージする。シャワーの水圧を利用するのも可。


●毎日5~6時間は、座布団1枚ほど足を少し高くして寝る。下肢にたまった水分が全身に戻り、翌朝すっきりする。


●足湯や半身浴を20~30分くらいを目安に行う。温めることで血液とリンパの流れをよくする。


●塩分を控え、良質のたんぱく質をとる。

※ナトリウムと水分を排泄させる働きのあるカリウムを多く含む食品(里いも・ほうれん草・ひじき・わかめ・バナナ・りんご・アボガドなどの果物・野菜・魚介類・脂の少ない肉類)をとる


●適度に体を動かす(下肢の筋肉が少ないと代謝が悪化し、むくみの原因に)。


●かかとから着地し、つま先で蹴り出す動作がスムーズに行える靴を選ぶ。ヒールの高い靴は避ける(血流を悪化させるため)。

●1日1~1.5L程度の水分(糖分が多いものや味が濃いものは控える)を、何回かに分けてとる。



相談者は内科を受診し、ひどい貧血があるといわれたとのことですが、治療の必要はなかったでしょうか。正座をするのもつらい状態が続いているということで、再度受診され、貧血の程度を確認いただき、むくみの原因を調べることをおすすめします。

また、飲酒は、むくみをひどくするので、節酒および休肝日を心がけるとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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