Question

揺さぶられっ子症候群が起こる程度は?

揺さぶられっ子症候群が心配です。子どもをあやす程度でも起こりますか。

男性/30代

2022/01/28

Answer

「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS:Shaken Baby Syndrome)」は、一般に「揺さぶられっ子症候群」と呼ばれ、乳幼児(とくに6カ月以下)を何らかの理由で強く揺さぶる脳の損傷などを指します。

起こる危険性があるのは、周囲が「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と感じるほど強く揺さぶったときです。多くは、親や周囲にいる大人が、激しく泣く子どもにイライラして、執拗に強く揺さぶることで起こっています。


したがって、通常おこなっている子どもをあやす行為、たとえば「高い高い」やひざの上でぴょんぴょんさせる程度では起こらないと考えられます。ただし、「高い高い」は、乳幼児を落としてしまう危険があるため注意が必要です。

さらにくわしく知りたい場合は、かかりつけ医および小児科専門医に相談されることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。