野菜を食べやすくする調理法
2歳8カ月の子どもですが、奥歯に食べものをためてから食べるので、食事に時間がかかります。野菜類を食べやすくする調理法を教えてください。

女性/20代
2022/01/28
野菜を中心に、豆類や海藻、きのこ類などを食べやすくする方法を紹介しましょう。
・根菜類(ごぼう、れんこんなど)
根菜類は、やわらかくなりにくいので、5mmの厚さに切り、いものようにやわらかくなるまで煮込みます。
・そのほかの野菜
水菜……火を通してもやわらかくなりにくいため、子どもには食べにくい野菜です。調理する場合は、5mmの長さに切って、よく火を通しましょう。
レタス…… 生でも火を通しても、子どもにはかみにくい野菜です。2cmほどの長さのせん切りにして煮ると、やわらかくなり食べやすくなります。
きゅうり……生では薄切りにしてもかみにくいので、火を通してやわらかくしましょう。
・豆類
煮崩れるくらいまでやわらかく煮て、煮汁とともに食べられるように仕上げましょう。そうすると、豆が団子状にならないので、むせずに食べやすくなります。豆が煮崩れていないときは、必ず1粒を半分に切ります。のどに詰まらせないようにするために必要なひと手間です。
・いも類
1cm角や5mm厚さのいちょう切りにすると、食べるとき、汁がからみやすくなり、粉っぽさや団子状になるのを抑えられます。
・海藻
海藻は、歯が生えそろわないとかめませんし、生えそろってもかみにくい食品です。食べやすくするには、やわらかく煮るか、細かく刻むかのどちらかです。昆布は、やわらかく煮て、食べやすい大きさに切ります。乾燥わかめは、水につけて戻したあと、細かく刻んでそのまま味噌汁の実などに使います。
・きのこ類
もともと食べにくい食品なので、かまなくても食べられるように細かく刻んで使います。ただし、えのき茸は、5mmあるいは1cm長さに切ります。エリンギは、繊維が短くなるように薄く切ると、ほぐれやすくなります。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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