Question

胆のうポリープの疑いがあると言われた

健康診断で受けた腹部の超音波(エコー)検査で、胆のうポリープの疑いがあると言われました。これから、どのように対処したらよいでしょうか。また、生活するうえで気をつける点があれば教えてください。

女性/50代

2021/12/21

Answer

胆のうポリープは40~50代に多くみられる病気で、成人のおよそ5~10%程度の人がポリープを持っているとも言われています。胆のうポリープにはいくつかのタイプがあり、ポリープが小さければ良性である場合がほとんどですが、大きさが10mmを超えるようなケースでは悪性である可能性もあります。


そのため、胆のうポリープの疑いがあると指摘された場合、専門医を受診してどのようなポリープなのかを精密検査で詳しく調べてもらうことが大切です。受診先は、超音波検査やCT検査などが行える消化器内科がよいでしょう。


胆のうポリープのなかで最も多いのがコレステロールポリープです。コレステロールポリープの場合は、通常は治療の必要はありません。食生活に注意し、積極的に運動することがすすめられます。食事では脂肪分の多いメニューを控えて、体内のコレステロールの排出に役立つ野菜や海藻類を多くとるように心がけましょう。


運動では、体内の脂肪を効率よく燃焼させるウォーキングや水泳などの有酸素運動を定期的に行うことが理想的です。また、足早に歩く、駅やデパートでは階段を使うなど、日常生活の中で積極的に体を動かすことを意識しましょう。なお、良性であると診断されても、必ず医師の指示通り、定期検査を続けるようにしてください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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