Question
超音波検査の画像に関する略語の意味
妊娠中に超音波検査を受けました。画像に関する略語がわかりません。意味を教えてください。
女性/30代
2022/01/28
Answer
胎児計測のための超音波検査で使われる主な略語を紹介します。
●胎のう(GS)
子宮内にできる胎芽(たいが:妊娠10週以内の赤ちゃん)を入れる袋のことです。正常妊娠の場合、妊娠第4~5週に確認されます。6~8週以降にはGS中に卵黄のう、胎芽心拍動などが認められるようになります。
●頭殿長(とうでんちょう:CRL)
頭からお尻までの長さのことです。妊娠7~8週で、頭部と体幹の区別ができるようになるため、測定可能となります。妊娠8~11週では、CRL値に個体差はないため、この数値をもとに分娩予定日を算出することもできます。
●児頭大横径(じとうだいおうけい:BPD)
頭部の横幅がいちばん長いところの直径のことです。胎児の発育の目安になり、妊娠週数の推定や分娩予定日の算出にも使われています。
●躯幹前後径(くかんぜんごけい:APTD)
腹部の前後の幅のことです。推定体重の算出に用いられます。
●躯幹横径(くかんおうけい:TTD)
腹部の左右の幅のことです。妊娠20週以降の成長の目安になります。
●大腿骨長(だいたいこっちょう:FL)
太ももの骨の長さのことです。成長の目安になります。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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