ハイブリッドセラミックとセラミックの違い
ハイブリッドセラミックとセラミックの違いを教えてください。
女性/40代
2022/01/28
ハイブリッドセラミックとは、レジン(プラスチック様の素材)とセラミック(陶器)からなる歯科修復材のことで、レジンとセラミックのよい点をあわせ持った素材です。
セラミックより安価で、レジンよりも変色しにくく、強度も強く、見た目が自然な仕上がりになります。
ハイブリッドセラミックによる治療は、詰め物は保険適用されていませんが、かぶせもの(CAD/CAM冠)では保険が一部適用されています。
保険適用範囲は、上下ともに6番目の歯(第一大臼歯)までとなっています。ただし、条件がいくつかあり、6番目の歯に関しては、7番目の歯(大臼歯)が上下左右4本すべて残っていること、噛み合わせが強すぎないことなどがあります。また、歯科用金属を原因とする金属アレルギーがある場合は、7番目の歯(大臼歯)も保険診療で治療が可能です。保険の適用に関してはさまざまな条件があるため、歯科医とよく相談してください。
一方、セラミックの特徴は、見た目が自然の歯のように美しく、ほとんど変色しないことです。ハイブリットセラミックよりも強度が強く、長持ちしやすいのも特徴です。
ただし、天然の歯に比べて硬いためやや割れやすく、保険診療で治療ができないので高価になります。
ちなみに、レジンは保険治療が受けられるため低価格で、小さい虫歯の詰め物としてよく使用されています。デメリットとしては、着色しやすいことや、割れやすく強度の問題から奥歯には不向きであることがあげられます。
自由診療での治療費は、病院によって異なりますので、受診の際によく確認されることをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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