Question
クラゲに刺されたときの対処法
クラゲに刺されたときの処置法について教えてください。
男性/30代
2022/01/28
Answer
クラゲは触手に数千の針(刺胞)を持っています。刺されると痛みやかゆみをともなった湿疹が現れ、膿の入った水疱になり、破れることがあります。刺したクラゲの種類によって重症度はさまざまですが、脱力、吐き気、頭痛、筋肉の痛みとけいれん、過剰な発汗、呼吸時に悪化する胸の痛みなどの症状を起こすこともあります。また、カツオノエボシとハコクラゲに刺された場合、死に至る場合があることがわかっています。
クラゲに刺された場合の一般的な処置法を紹介します。
まず、こすらないように注意しながら、海水で患部を洗います。このとき真水や温水は使わないようにしてください。
触手などが残っていたら、ゴム手袋などを使って取り除きます。
最後に、食酢に30秒ほど浸します(ただし、カツオノエボシによる刺し傷では、酢は使用してはいけないとの情報もあります)。
そして、できるだけ早く医師の診察を受けることをおすすめします。クラゲの種類によっては、対処法が異なる場合もあります。さらにくわしく知りたい場合は、専門医にご確認ください。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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