Question

ささいなことでもイライラする

毎日の生活の中で起こる、ささいな出来事に対して、イライラしてしまうことが多く、このままでは、怒りが抑えられなくなるのではと心配です。

男性/30代

2021/12/21

Answer

毎日の生活の中では、電車内で携帯電話を使って大声でしゃべっている人、道に吸殻を投げ捨てる人、勝手な振る舞いをする子どもを注意しない親など、誰もがイライラする光景が頻繁に目に飛び込んできます。いらだつ人同士のトラブルが、日々のニュースになることも少なくありません。自己中心的な行動をする人々が目立つ中、それに敏感に反応している自分に不安を感じ、その感情をなんとか抑えようと苦しんでいるあなたの姿が伝わってきます。怒りが抑えられなくなると、自らトラブルに巻き込まれる可能性もありますから、あなたが心配になるのも当然のことだと思います。


なぜ、イライラするのでしょうか。他人の行いを「納得できない」と感じるのは、その人たちの行為を「非常識な行動」だと認識しているからです。裏を返せば、あなたは「常識ある人間」であり、「正義感が強い」ということでもあります。そして、「イライラ=ネガティブな感情」と捉えるため、つい「自分がおかしいのでは」と考えてしまいがちです。しかし、あなたは他人に迷惑をかけているわけではなく、非がないのは明らかですから、まずは、自分を責めないことが大切です。残念ですが「常識ある人」ほど、イライラする世の中になってしまったといえるのかもしれません。


「喜怒哀楽」といわれるように、「怒る」「イライラする」という感情は、誰もが持っている代表的な感情の一つです。人は、喜ぶこともあれば、怒ることもある、という正常な反応ですから、イライラすること自体は、決して悪いことではありません。しかし、正常とはいえ、不快な感情でもあるわけですから、おだやかな毎日を送るためには、ある程度、抑える努力が必要になってきます。


不快な時間の持続は、なるべく避けたいものです。たとえば、通勤電車の中で抱いたイライラが、その後、何時間も持続することはありますか。その日の忙しさや、他に続く出来事に紛れて、いつのまにか忘れているのではないでしょうか。イライラしている時間は、多くの場合は長くは続かないものです。イライラが高まったときには「今はイライラしているけれど、いずれ落ち着くものだ」と、自分に言い聞かせ、注意を他へ向けるのも一つの対処です。


また、公衆の面前で怒りを露わにしている人やトラブルを起こしている人を、実際に目にすることもあるでしょう。もし、自分が怒りを抑えられず、何らかの行動に出てしまったら、どんな結果になるのか想像しておくことは、衝動的な行動化の予防になるとともに、自分を守る上で、大切な視点になると思います。


イライラしやすいときには、その背後に強いストレスや疲労が隠れている可能性もあります。「最近、イライラすることが多い」と感じたら、自分への注意信号と受け止め、公私にわたって自分の身に周りに起きていることや、心身の健康状態、睡眠や食事などの基本的な生活面などについて、チェックしてみてください。ストレスの原因がわかるだけで、気持ちが楽になることもあります。また、自分なりにリラックスできる方法を、日頃から見つけておくことをお勧めします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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