Question

感受性が強い自分の性格に疲れた

幼い頃から、友だちが泣いているのを見ると、自分まで悲しくなり、一緒になって泣いてしまうことがよくありました。現在の仕事上でも、周囲で落ち込んでいる人がいると、気になって心配になってしまいます。また、自分自身も、上司から注意を受けたり、友人から気になることを言われたりすると、いつまでもその言葉が残り、引きずってしまいます。最近、そんな自分に疲れてしまいます。

女性/20代

2021/12/21

Answer

感受性とは、一般的には「外界の刺激や印象を感じ取ることができる能力」を意味しますが、日常生活や対人関係に当てはめてみると、「相手に共感し、感情移入することで、相手の気持ちを想像することができる能力」と考えることができます。人の痛みを自分のことのように感じて、心を痛め、自分が受けた傷も、必要以上に強く受け止めてしまうあなたは、とても感受性が豊かな性格といえるでしょう。感受性が豊かであることは、必ずしも悪いことではありません。たとえば、人を思いやる心がある、芸術作品などを深く理解する力がある、ということなどはプラスの力と考えられます。しかし、あなたの現状を考えると、感情性が豊かなことは、必ずしも良いことだけではなさそうです。


感受性が豊かな人は、繊細で敏感であるがために、傷つきやすいという特徴を持っています。また、「つらい」、「苦しい」という自分自身のネガティブな感情にも強く反応してしまうので、落ち込みも強くなってしまいます。さらに、人が気づかないようなことまで、気づいてしまうため、周囲の人から「気にしすぎ」、「神経質」と思われ、誤解されることもあるかもしれません。このような感受性の豊かさ、強さが持つ特徴が、仕事や生活面において、あなたを苦しめているのだと思います。


いったん、自分を離れて、他者の目で自分を見てください。相手にとって、「私の気持ちを自分のことのように心配してくれる」というあなたの存在は、「よく理解してもらえている」、「共感してくれてうれしい」という気持ちにつながっていると思います。それは、相手にとって、どんなに心強くありがたいことでしょう。あなたは、周囲から「人間味あふれる、あたたかい存在」として好感をもたれているのではないでしょうか。そのような強みは、これからも大切にしてください。


それでも、あまりに疲れるようなら、思い切って環境を変えてみることも有効です。仕事を終えた後や、休日には、ネガティブな感情を抱いてしまう場面は避け、良い刺激を受け、豊かな感情をもたらしてくれる場所へと、足を運んでみるのもよいでしょう。あなたの感受性の豊かさが、人生そのものを豊かにしてくれることが、きっとあるはずです。


感受性の豊かさには、長所と短所の両面があることを正しく理解した上で、自分が持っている特性を受け入れてみてください。そして、「他者の気持ちに寄り添える」という長所を最大の武器にして、人間関係を築いてみてはいかがでしょうか。そうすることで、他者から信頼され、結果として自分自身を守ることにもつながると思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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