Question

物事を悪いほうにばかり考えてしまう

物心ついたときから、物事を悪いほうにばかり考えてしまい、いつも不安な状態になってしまいます。これからやろうとすることに対しても「どうせうまくいかない」、「失敗するに違いない」となかなか前に踏み出せません。友人で楽観的に考えることのできる人をみると、うらやましく思えてしまいます。

男性/30代

2021/12/21

Answer

これから起こることを「きっとうまくいく」と前向きに考え、楽しみにして過ごす人もいれば、「絶対にうまくいかない」と否定的に考えて尻込みしてしまう人もいます。前者は楽観的な思考、後者は悲観的な思考といわれます。一般的に楽観的、つまりポジティブに考えほうが「良い」と思われているようで、ポジティブ・シンキングを推奨する本なども目にします。そのため、ネガティブな考え方をする人の中には、何とか自分の考え方をポジティブに変えられないかと悩む人も多いようです。


確かに、楽観的に考えられる人は、ストレスも少なく、気分的にも明るく過ごせそうで、うらやましくなる気持ちも理解できます。悲観的に考えながら生活していると、不安が強くなり、暗い気分で過ごすことが多くなりがちです。そして、なかなか新しい計画などを行動に移せず、さらにストレスを感じてしまい、悲観的な考え方には、悪い要素しかないと思ってしまうのです。


しかし、見方を変えれば、悲観的に考える人は「慎重で無理をせずに行動する人」ともいえます。慎重に事を進めれば、焦って失敗することを事前に防ぐことができ、無理をしないことでからだを思いやることもできます。また、人はあれこれと思い悩むことで自分の問題に気づき、ストレスに立ち向かう方法を考えられるようにもなるものです。一方、楽観的な人は、失敗を想定しないことが多く、計画のずさんさや準備不足などにより、しばしば悪い結果を招くことがあります。


そう考えていくと、楽観的な考え方が良く、悲観的な考え方が悪いとは言い切れないのではないでしょうか。夢や目標を大きく描いて前に進んでみる。同時に、うまくいかないことも想定して、最低限の備えはしておくなど、楽観と悲観という二つの考え方を上手に使い分け、バランスを取ることが理想的なのかもしれません。楽観的な人は、より慎重さや注意深さを身につけていくこと、悲観的な人は、自分の行動をマイナス評価せず、自信をもつことが大切だと思います。


とはいえ、考え方を変えるのは容易ではありません。悲観的な考え方を全面的に否定する必要はないと考えて、プラス面に目を向けてみることから始めてはいかがでしょうか。


それでも、自分の考え方や捉え方が気になるようであれば、専門家の力を借りる方法もあります。まず、考え方や行動パターンへの理解を深めながら、自分自身を見直し、改善をしてくために、カウンセリングを利用してみるのも一案です。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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