Question

共働きなのに協力的でない夫

結婚して半年が過ぎました。「結婚後も仕事を続けたい」という私の気持ちを夫も理解してくれたため、共働きを続けています。ところが、夫は家庭内のこととなると、家事をはじめ、ほとんど協力してくれることがありません。私が仕事で疲れて帰っても、ねぎらいの言葉もありません。夫への苛立ちと、仕事と家事の負担で疲れはててしまい、このまま結婚生活を続けていく自信がなくなりました。

女性/20代

2021/12/21

Answer

「結婚したら女性は家庭に入る」という考え方はもはや一昔前のものとなり、今では多くの女性が結婚後も仕事を続けています。一方で、依然として家庭のことは妻の領域だと考える男性が多いのが、残念ながら現状のようです。「仕事をしている」という点で二人は平等なのに、家庭では不平等が起っているわけですから、納得することはできませんね。怒りは当然のことと思います。それでも、がんばってこられたあなたが、これからも仕事を継続できるように、ご主人との向き合い方について考えてみたいと思います。


結婚前には理解していたはずなのに、なぜご主人は協力してくれないのでしょうか。ご主人を含め多くの男性の心の中には「家事は女性がやって当たり前」「家事は男性に比べ女性のほうが得意」という考えが根強く浸透しているからではないでしょうか。それは、幼い頃から、母親が女性が家事全般を行い、父親は家事など手伝うことなく、仕事に専念してきた姿を目にして育ってきたという背景が影響しているのかもしれません。つまり「協力しない」のではなく、「協力しなくてもいい」という思いが無意識に働いている可能性があります。


一方で、あなたは心の中で「家事を分担して手伝ってくれる、仕事の忙しさもねぎらってくれる、理解あるやさしい夫であってほしい」という夫への期待を強く抱いていませんか。期待をすればするほど、それがかなわなかったときの落胆は大きいものです。いったん、期待のレベルを少し下げてみることが必要なのかもしれません。


次に、ご主人への具体的な伝え方について考えてみましょう。日頃の不満を一方的にぶつけても、言い争いになりかねません。人は一方的に責められると、かえって反発し、さらに言うことも聞かなくなるものです。「あなたが悪い」と相手を責めるのではなく、「協力してくれると私はうれしい」「助けてくれると私はありがたい」と自分の気持ちに置き換えて伝えることが効果的です。そして、実際に協力してくれたら、どんなささいなことでも「ありがとう、助かった」と相手の行動をほめ、感謝の気持ちを伝えてみましょう。感謝されることはとても気持ちのいいものです。その気持ちが伝わることで、次の協力へとつながることにもなると思います。  


最後に、お二人の結婚生活はまだ始まったばかりだということを忘れないでください。新しい環境で全く新しい生活をスタートされたお二人にとって、さまざまな問題が噴出してくるのは自然のことなのです。今は、むしろ問題を露呈させていく時期なのだと前向きに捉え、未来に向けて歩んでいかれますよう、お祈りしています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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