Question

人と比べて自分の生き方を後悔

結婚・出産後も働く道を選び、時短勤務などを利用しながら何とか仕事と子育てを両立してやってきました。家族のことを優先しながらも、自分なりに仕事にも誠実に取り組んできたつもりです。ところが、ふと周囲を見渡すと、同期の仲間や同僚たちは管理職に昇進し、重要なプロジェクトを任されるなどしています。自分とは大きな差がついてしまったように感じ、これでよかったのかと、自分の選択を後悔するようになってしまいました。

女性/50代

2021/12/21

Answer

時代の変化とともに、出産後も仕事を続けていく女性は、以前に比べてかなり多くなってきました。しかし、まだまだ受け入れ体制は万全とは言えず、育児と仕事を両立させることに大変な困難を感じ、職場を離れざるを得ない人たちがいます。あなたが子育てをしながら、仕事を続けてきた背景には、人知れぬ努力があったこととお察しします。これまでに何度もくじけそうになり、退職まで考えたこともあるのではないでしょうか。紆余曲折を経て仕事を続けてこられた頑張りを、まずはご自分で認めて労ってください。


しかし、そんな大変な思いで仕事を続けてきたものの、子育ても一段落して、ふと気がつけば、一緒に入社した仲間たちの中に仕事一筋で昇進を続け、重要な仕事やポストを勝ち取っている人がいるとすれば、うらやましさと同時に自分の生き方を否定したくなる気持ちも十分に理解できます。


女性の生き方はさまざまです。入社するまでは同じような生き方をして、同じスタートを切った同期の仲間であっても、やがては結婚、出産、子育ての道を歩む人もいれば、キャリアを重ね、仕事に没頭して独身を貫く人もいるでしょう。また、仕事から離れて、趣味などに楽しみや価値を見出す人もいることでしょう。その選択の仕方は人それぞれで、自分が選んだ生き方によってライフスタイルは全く違うものになるはずです。それは、どちらが正しいとか、間違っているとかの問題ではありません。あなたもきっと、人生の節々で悩み苦しみ思案して、優先順位を決め、自分なりの選択をして、現在に至ったのではありませんか。


「となりの芝生は青い」といわれるように、人は自分と違う境遇や生き方をしている人のことをうらやましいと思いがちです。しかし、実際にはうらやましいと思われている人も「何かが物足りない」と感じたり、周囲の人と比較して苦しんでいたりするのかもしれません。生き方は人それぞれなので、そもそも自分と生き方が違う人間と比べる意味はあまりないように思えます。


また、こころに余裕がなかったり、体調がすぐれないときにはこのような思いに陥ることがあります。今まで頑張ってきた自分に何かご褒美をあげたり、思い切って休みを取ってリフレッシュしたり、これを機会に立ち止まってひと息ついてみたりすることも一案です。


出産と子育ては、女性に与えられたとても素晴らしい「仕事」という考え方があります。その仕事を立派に成し遂げた誇りと自信を持って、今後の「仕事」に対し、あなたらしく向き合っていただけたらと、心から願っています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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