休日の過ごし方がわからない
今まで休日があまり取れない忙しい部署に所属していましたが、半年前の異動で、きちんと週休2日が取れるようになりました。でも、休日も仕事のことを考えている日々が続いていたためか、休日に何をすればよいのかわからず、寝てばかりいます。時間を無駄に過ごしているようで、気分が落ち込んでいます。
男性/40代
2021/12/21
ただ流れている時間に身を預け、気がつけば夜。「今日は何をしたのだろう?」と振り返り、時間を無駄にしたと後悔されている様子が伝わってきます。
これまで多忙な部署で、仕事にほぼすべてのエネルギーを注ぐ生活から一変したのですから、定期的に訪れる自由な時間に戸惑い、何をすればよいのかわからなくなってしまうのは無理もないことのように思います。
どのような過ごし方をするにせよ、活力の充電は必要です。あなたの場合、異動から半年が過ぎ、ある程度充電できたからこそ、休日の有意義な過し方を探すという、次の段階に進めたとも考えられます。
そこで、休日の過ごし方についてですが、以下の2つのポイントで自分なりの休日をイメージしてみるのはいかがでしょうか。
1つは、休みを1週間単位で考えてみるということです。例えば、平日が多忙だった週の週末は、栄養のあるものをゆっくり味わったり、好きな音楽を楽しんだり、DVD鑑賞や読書など、「休養」をメインにした過ごし方をします。逆に、比較的体力や気力に余裕がある週には、チャレンジしてみたいと思っていたことに取り組んだり、積極的に出かけてみたりなど、「活動」をメインにした過ごし方がよいでしょう。
もう1つは、どのような過ごし方をする場合も、基本的な生活リズムを崩さないことです。例えば、「寝だめ」という言葉がありますが、睡眠はためることができません。寝すぎることで、逆に体がだるくなったり、夜眠れなくなったりして、翌朝睡眠不足のまま出勤ということにもなりかねません。早めに就寝していつも通りの時間に起きる、昼寝は30分以内にするなど、体内リズムを大きく崩さないよう心がけましょう。
次に具体的に何をするかですが、この機会に一度、自分がやってみたいことを棚卸ししてみることをお勧めします。以前は休日があまり取れない部署にいらっしゃったようですが、仕事が忙しいときほど、「仕事が休めたら、~したいなぁ」と考えていたことがあったのではないでしょうか。若い頃に夢中になったものや趣味も思い出してみてください。
何か新しいことを探したいという場合は、友人や会社の同僚たちに、どのように休日を過ごしているのか、どのような楽しみを見つけているのかという話を聞いてみるのもいいですね。そこからヒントを得られたり、興味が湧いてきたりすることもありますし、その方たちと一緒に楽しむきっかけになるかもしれません。
最後に、いろいろ書きましたが、休日は心身のリラックスが基本です。「時間を無駄に過ごせる」ことこそが、本当の休日なのかもしれません。焦らずゆっくりと、自分なりの休日の過ごし方を見つけていってくださいね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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