Question

くじけるといつまでも引きずってしまう

最近、くじけることがあると、いつまでも引きずってしまいます。10代の頃は、すぐに立ち直れたのですが、最近なかなか気持ちの切り替えができません。「年齢が上がると、メンタル面で弱くなる」ということは、よくあることなのでしょうか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

最近、くじけてしまうと、それをいつまでも引きずってしまうとのこと。

自分自身で“気持ちを切り替えよう”と試みてもうまくいかないことが続くと、うまくいかないこと自体にもネガティブな感情が生まれ、ますます気が滅入ってしまいますね。

同時に、すぐに立ち直れないという意識ができてしまうと、「くじけること」への恐怖心が強まってしまい、悪循環に陥ってしまうこともあります。


10代の頃はすぐ立ち直れたのに、というお気持ちもあるご様子。これには2つの要因があるように思います。

一つは、10代は、ほとんどの場合、親の保護下に置かれ、法的にも未成年として“守られる立場”にあります。また自分を取り巻く“世界”も、学校、家庭、バイト先など、比較的狭く単純です。もちろん、だから楽ということではなく、そうした“世界”と交流する中で、悩みながら自分自身を形作っていくことが、10代では一つの課題です。

しかし、30代を迎えた現在は、10代の頃と比べ、自分を取り巻く環境も人間関係もずっと複雑で繊細になり、それに伴い、判断に迷ったり、悩んだりする内容も変化してきて一筋縄ではいかなくなっているのではないでしょうか。


もう一つ、“あとから考えたら、たいしたことなかった”という経験をしたことはありますか。

あなたの10代がどのようなものだったのかはわかりませんが、そのときはそのときでとても悩んでいたことと思います。それでも一生懸命悩み、立ち直ってきて、今のあなたがあります。私たちの記憶は非常にうまくできていて、自分の中で覚えていくことと、忘れてしまうことを上手に取捨選択して記憶に蓄えていきます。

いつまでもひきずってしまうことを年齢で考えるのではなく、さまざまな経験の中で悩むこともあるけれど、それが自分の今後の糧になっていくと考えてみませんか。長い人生における成長課題として、今の自分にあった切り替え方を身につけることを、前向きに、気長に取り組んでみてはいかがでしょうか。


気持ちの切り替え方はさまざまありますが、共通して大切にしたいのは、“タイミング”です。


くじけた原因や状況について考えることは、今後に生かすために大切なことですが、落ち込んでいるときに考えても、マイナスな思考しか出てきませんし、自分の中で整理がつかないものです。

そんなときは、いったん思考をリセットするために、他のことに取り組んでみて、意識を問題から離してみましょう。例えば、からだを動かすジョギングや、自然に触れる散歩等で、自分の五感を刺激するものもよいですし、昔好きだったことに熱中してみるのもよいですね。


信頼できる友人やご家族に話してみることもおすすめです。口に出して伝えるという作業を通して、状況の客観視にもつながり、気持ちの切り替えがしやすくなります。また、ひきずってしまうときに、あなたを支えてくれるサポーターにもなってもらえることでしょう。

まずは、ひきずってしまうことに落ち込むのではなく、いろいろなことを考えながら、自分なりに一番よい収まりどころを見つけるための時間と、捉えてみてはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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