母からのお祝い金を嫌がる夫
2歳と5歳の子どもの育児や住宅ローンに追われながらの生活ですが、母には子どもたちへの贈り物や誕生日などのお祝い金などで経済的な応援をしてもらい、感謝しています。先日、結婚記念日に夫婦で食事でもとお祝い金をくれましたが、夫には「援助されなければやっていけないわけでないだろう。返すように」と、きつく言われてしまいました。夫は以前から、応援を快く思っていないようでしたが、今回のように「返せ」とまでは言いませんでしたし、喜ぶ子どもたちを嬉しそう見てくれていましたので、あまり気にしないできました。母の気持ちを思うと返すこともためらっています。
女性/30代
2021/12/21
育児や家計のやりくりに追われる日々において、あなたの立場を理解し、支えてくれるお母様の存在は大変心強いことと思います。お母様の温かい応援に支えられながら、ご自身の家族や生活を大切にされているあなたの想いも伝わってきました。ご主人とお母様のお気持ちのどちらも大切にされたいだけに、悩んでしまいますね。
ご主人は普段からお母様からの応援を快く思っていないようですが、そのお気持ちについて話されたことはあったでしょうか。今回「お祝い金は返すように」と言われたのはどんなお気持ちからだったのでしょうか。大切なのは、ご主人の反応や言動がなぜなのかをまず理解することではないかと思います。一度ご夫婦で、ゆっくり話し合われる機会をもたれることをお勧めします。
そのときには、お母様の応援にどのように支えられ感謝しているかなど、あなたの普段からの想いもご主人に伝えてみてはいかがでしょう。妻や母、そして夫に対する想いをお互いに知ることができれば、お二人なりのお母様からの応援の受け止め方についても、見出していけるのではないでしょうか。
気持ちや意見の食い違いを埋めていく場合、相手が自分をどのように見ているかがわかると、相手の反応を理解することができ、解決の糸口が見えてきます。家事・育児に追われる忙しい毎日になるとどうしても後回しになってしまいがちですが、子育てや生活費のやりくりなどへのお互いの考えや想いをご夫婦で伝え合い、話し合っていくことの大切さについて、これを機に再認識してみましょう。
これからお子様たちが成長されるにつれ、教育費も含めた生活設計の描き方はご夫婦にとってますます重要になってきますね。また、お母様など親族の方がお困りのときにはご夫婦で協力し合って、ご親族を応援していく必要もあるでしょう。日頃の話し合いの積み重ねによって、ご夫婦間の意思の疎通とお互いへの思いやりが育ち、それがこれからのご家族の生活への備えにもなります。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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