食用油の違いについて

男性/60代
2021/12/21

スーパーに行くと、さまざまな種類の食用油が売られています。その違いについて教えてください。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

油の主な成分は脂肪酸で、大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。飽和脂肪酸は肉類や乳製品に多く、不飽和脂肪酸は植物や魚に多く含まれます。食用油の種類によって脂肪酸に違いがあります。


例えば、不飽和脂肪酸ではオリーブオイルは動脈硬化の予防が期待されるオレイン酸を、えごま油は血中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らす作用があるαリノレン酸を多く含みます。飽和脂肪酸としては、ココナッツオイルにエネルギー源として利用されやすい中鎖脂肪酸が多く含まれます。


さまざまな種類の食用油かありますが、すべて同じエネルギー(9kcal/g)です。ヘルシーなイメージがある製品も少なくありませんが、とり過ぎは肥満につながりますので気をつけましょう。

Xで送る
LINEで送る
Facebookで送る
URLをコピー
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。