適切なスキンケアの方法について

肌の保湿成分は、年齢とともに低下してきます。とくに湿度が低くなる冬の季節には、肌が乾きやすくなります。肌のうるおいが失われると、肌のバリア機能が低下し、肌の老化を早めることにもなるため、適切なスキンケアを行うことで、みずみずしさを保つことにつながります。スキンケアの方法をご紹介しましょう。

1．顔やからだはやさしくなで洗いします。

2．洗顔料やボディーソープは、よく泡立てて、肌をやさしく包み込むように洗います。このとき長く石鹸が皮膚についていると肌に負担がかかり、乾燥の原因になります。また、洗い流す場合には、ぬるま湯がよく、石鹸成分が肌に残らないように洗い流しましょう。

3．湯船に入る場合、長湯や熱すぎる湯は控えます。湯船に長くつかると、うるおいを保つ成分が奪われてしまいます。

4．洗顔や入浴のあとは、タオルなどでこすらないように、肌にやさしく押し当てるように拭き取り、すみやかに保湿剤で肌を整えるようにしましょう。

※保湿剤の選び方は、自分の肌に合ったものが最適ですが、主に肌に水分を閉じ込める成分であるセラミド、みずみずしさを保つヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が含まれているものがお勧めです。気になる部分には、重ね塗りをするとよいでしょう。

5．室内の湿度を加湿器などで50％以上に保つようにします。

6．内面からのスキンケアも心がけましょう。緑黄色野菜、肉・魚や大豆製品、乳製品などのバランスのよい食事を心がけるようにしましょう。

7．睡眠をしっかりとり、疲れやストレスを避けることが大切です。