Question

70代、老いに向かう自分の将来を悲観的に考えてしまいます

仕事を離れて数年が経ち、体力、気力の低下による日常生活での失敗が多くなりました。老いを強く感じるため、先の人生を悲観的に考えてしまい前向きになれません。

男性/70代~

2021/12/21

Answer

日本は、いまや世界一の長寿国となり、「人生 100 年時代」と言われるようになりました。このことは第二の人生が、現役時代と変わらないほど長くなることを意味しています。また、自由に使える時間は、退職後のほうが、はるかに多くなる可能性も十分にありえます。それだけに退職後の生き方や過ごし方は、人生を考える上でとても重要な問題になってくると思います。


あなたが抱いている「老い」への不安について、二つの側面から考えてみましょう。まず、肉体というものは、どんなに努力しても確実に衰えていくものです。ですから、身体能力や体力の衰えは当然のこととして、そのまま受け入れてしまうことが大切だと思います。もちろん適度の運動など、健康管理をすることが大前提です。その上で身体の老いと、しっかりと向き合うことによって、おそらく若い頃には考えられなかった「ゆっくりと着実に」という新しい行動の在り方を見つけることができるのではないでしょうか。


一方であなたが、これまでに積み重ね成熟させてきた精神というものは、決して衰えることがないはずです。それならその精神的な強さを、さらに充実させることに目を向けてみましょう。 つまり過去にできたことができなくなったことを嘆くのではなく、今でもできる経験をこれからのために生かすことです。「自分にも、まだできることがある」という視点を持てば、あなたの幅広い経験値によって物事を客観的に見る目が養われ、的確な判断ができるようになると思います。


このように老いを前向きに捉えれば、「やればできる」という自己効力感が得られ、健康的な活動に、いっそう取り組めるようになれるはずです。そして、あなたに備わった「英知」ともいえる能力は、さまざまな可能性を秘め、これからのあなたの人生をきっと輝かせてくれることでしょう。歳を重ねた今だからこそ、新しい視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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