Question

定年を迎えた夫、家にいるだけでストレス

先日、夫が定年を迎えました。長い間、家族のために働いてくれたことは感謝しています。でも、毎日家でゴロゴロしている姿を見ると、ストレスがたまっていきます。私が外出しようとすると、どこに行くのかしつこく質問するので、あまり遊びに行くこともできず、ストレスも発散できません。家事を手伝ってくれるわけでもなく、毎日ただ家にいる夫を見ると、憂うつな気分になります。このような気持ちはどうしたらよいのでしょうか。

女性/60代

2021/12/21

Answer

“夫源病”や“鈍感夫”などの言葉が浸透してから、まだ久しくありませんが、夫をストレスと感じている妻の声はおそらく相当な数になるでしょう。とくに単身赴任の終了や定年を迎え、夫と一緒に過ごす時間が増えてときに、あなたと同じように悲鳴を上げている妻は少なくないはずです。あなたが忙しく家事に追われている最中、何もせずにゴロゴロとされているときには堪りませんよね。「感謝はするけど、現状の不満は別」という、あなたのこころの叫び声が切実に伝わってまいりました。


さて、まずはご主人が定年退職されたのですから、あなたも「主婦定年退職」を宣言なさってはいかがでしょうか。これまでは、ご主人が外で働き、あなたが家庭内の切り盛りをするという役割分担をしてきたのでしょう。ご主人が定年を迎えたことでその役割に終止符が打たれたのですから、新たな役割を構築しなければいけません。そのままの状態が続けば、あなたの負担だけが残り、不平不満が募るのは当然です。実質的な負担も含め、夫婦の間で新しい役割分担をなさってくださいね。


一方で、ご主人の心情を少し想像してみましょう。多くの男性は女性と違い、「仕事」というつながりの中で人間関係や社会関係を培っています。年齢を重ねるほどに、プライベートな付き合いは少なくなり、平日は職場関係者と飲みに行くものの、休日は家でのんびり休養しているパターンが多いのではないでしょうか。そして、定年を迎えれば「仕事」から切り離されるのですから、交流関係が一気に狭まるのも無理はありません。そのような状況ゆえに、関心ごとは一気に家庭内に向き、妻のやる事なすことに上司のように口を挟み、子どものようにいつも側について来るなど、妻依存の夫が生まれるのです。


そうとわかれば、ご主人の世界観をもう少し広げてあげてはいかがでしょうか。地域のサークル活動や交流会への参加を促す、あなたのお友達のご主人を紹介するのもひとつでしょう。交際範囲が広がり、外に出る機会が増えれば、ご主人の言動や家庭内の雰囲気も変わってくるように思います。


また、一般的な話になりますが、経済的負担を担ってくれる夫に対して、引け目を感じて言いたいことを我慢する女性も少なくありません。そのように感じる必要はないのですが、現在はご主人も無職の身です。言いたいことがあれば遠慮せずに言ってみましょう。夫婦喧嘩になったとしても、今までの生活に変化をもたらすスパイスになるかもしれません。


それでも、話を聞いてくれない、言動を省みない場合は、仕事人間のご主人に合わせ「ストライキ」でも決行してみましょう。妻のありがたみが身に染みてわかるはずです。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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