自分に自信が持てない

能力や性格などに自信が持てず、ご自身が好きになれずにいるご様子。周囲には魅力的な女性が多くいるようですから、その人との差を感じては憂うつになってしまうお気持ちもわかります。何かあるたびにご自身を責めては、つらさや悲しみを感じているのではないでしょうか。今回あなたは勇気を出して、「自分も輝いた素敵な女性になりたい」とご相談を寄せてくださいました。その気持ちをさらに育めるようお力添えができればと思います。

誰しも「輝いている素敵な女性」に憧れを抱きますよね。ただ、一口に「素敵」と言っても、その定義は人によって異なります。顔の美しさやプロポーションのよさ、気さくな笑顔や細やかな気遣い、最近では男勝りな元気な女性を賞賛する声も多く聞かれます。あなたが憧れを抱くのはどのような方でしょうか。漠然としたものに向かって歩むのは心もとないですから、まずはもう少し具体的な、あなたならではの「素敵」イメージを作ってみることからはじめてみましょう。

イメージを作り上げる一方で、あなたが足りないと感じていることはどんなものなのでしょうか。容姿のような生まれつきのものは一旦横に置いて、もしかしたら「自信」かもしれません。ご相談には否定的な言葉が多く、あなたの自信の無さだけが浮き彫りになっています。このまま努力を積み重ね、あなたの望む素敵な女性に近づけたとしても、否定的な言葉で自分を包んでしまったあなたは、自分のよさを認めないのではないでしょうか。

まずは、今すでに持っているあなたの「素敵なところ」「がんばっているところ」「誇れるもの」を探してみましょう。どんなに小さなことでも構いませんので、たくさん挙げてみてください。自分で思いつかなければ、ご家族や友人に尋ねてみるのもよいでしょう。きっと教えてくれるはずです。

自分のよさを知り、それを大切にすることが「自信」の第一歩です。ゼロの自信からは「素敵な女性」は生まれません。「自信」がベースにあるからこそ、目標に向かう希望も力もわいてくるものです。

「人間は外より中身が大事」と言われますが、外見と中身は密接にかかわりを持っています。例えば、ネガティブ思考の美しい女性は、姿は魅力的でもなんだか冷たい近寄りがたい感じがしませんか。反対に顔の造りはさほど整っているとは言えなくとも、イキイキとした内面の輝きが表情や雰囲気に表れて、素敵に感じられる女性はいかがでしょうか。顔は心を映す鏡です。まずは、自分がすでに持っている「素敵」探しから始めてみてくださいね。