Question

物事をすぐにネガティブに考える妻

結婚して5年になりますが、年々、妻のネガティブ思考が強くなり、一緒に生活していくのがつらく感じるようになりました。急な休日出勤は浮気と疑われ、私の母から私宛の電話があると、自分の悪口を言われていると思い込みます。何事も悪い方向へと思考を発展させるため、説明したり慰めたりするのに、私自身も疲れてしまいました。妻に対してどう接するべきか教えてください。

男性/30代

2021/12/21

Answer

年を追うごとに奥様のネガティブ思考が強くなり、その対応に苦慮されている様子が伝わってきました。ことあるごとに疑われてしまうと、「夫婦間の信頼関係って何だろう」と、将来が不安になってしまいますよね。


日常生活の子細はわかりませんが、奥様の様子が少し気になります。例えば、人知れず悩みを抱えていたり、どこか体調がすぐれなくて悲観的になってしまっているなど、何か思い当たることはありますか。このようなことをお尋ねしたのは、人は心のエネルギーが弱まっていると、ふだんよりも悲観的になりやすく、平素なら笑って聞き流せることをいつまでも気に病み、悩んでしまうということが起こり得るからです。また、これまでを振り返ってみて、奥様はもともと物事を悪く考えてしまうタイプか、それとも何かのきっかけで雰囲気が変わってしまったのかなどの発見があれば、そこに接し方のヒントが隠れているように思います。


また、奥様は寂しさゆえに、こうした振る舞いをされているような印象を持ちました。というのも、奥様の目線で思いを巡らせてみると、「夫には仕事や義母の関係など確固たるテリトリーがあるのに、私はそこに入れない」と日ごろ感じることが多く、「のけ者にされた」と思うとネガティブ思考のスイッチが入ってしまう、そんなパターンがあるようにも思いますが、いかがでしょうか。もしかしたら奥様は、限られた人間関係や活動範囲の中で日々を過ごしており、夫婦間のことがこころの中で圧倒的なスペースを占めていて、ちょっとした行き違いに寂しさや孤立感を募らせているようにも考えられるのです。


一方、ご相談者様の年代では、会社で中核を担う立場となり、残業による遅い帰宅や休日出勤を余儀なくされることも多いでしょう。やむを得ず、奥様との約束をキャンセルして仕事を優先せざるを得ないこともあるかもしれません。家族をないがしろにしているわけでは決してないのに、奥様にしてみたら「楽しみにしていた約束を反故にされた」「私は大事にされていない」と感じてしまうのかもしれません。そして、これらから不安な気持ちが高じて、ネガティブな発言に至ってしまうのかもしれません。こうした場合は、奥様の気持ちを汲み取った対応をしてみると、今の夫婦関係に変化をもたらせるでしょう。


男性にとっては照れくさいことかもしれませんが、奥様が楽しみにしていた気持ちを受けとめていること、がっかりさせて申し訳なく思っていることを伝えてみてはいかがでしょうか。予定をキャンセルするにしても、ただキャンセルとなった理由だけを告げるのと、奥様の心待ちにしていた気持ち、残念に思っている気持ちを理解したうえで理由を告げるのとでは、受け手である奥様の気持ちは異なります。急にコミュニケーション方法を変えることはむずかしいかもしれませんが、いろいろ試しながらお互いが心地よく過ごせる形が見つかるとよいですね。


そして、いずれ奥様も夫婦以外の時間や場所、人付き合いといったこころのテリトリーが広がり、夫のテリトリーで起こっていることとこころの距離が保て、穏やかな気持ちで過ごせるとよいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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