Question

休日はだらだら…モチベーションを上げたい

平日は仕事で、休暇はカレンダーどおりにある、一般的なサラリーマンをしています。せっかくの休日に、なにか自分のためになるようなことをしたいと思い、平日仕事終わりにいろいろ探したり、計画したりしているのですが、いざ休日になるとだらだらと過ごしてしまい終わってしまいます。精力的に休日を過ごすため、モチベーションの上げかたを教えてください。やる気はあるのです。

男性/30代

2021/12/21

Answer

せっかくの休日を有意義に使いたいと考えていても、結局はだらだと過ごしてしまい、そのことで悩まれているのですね。今のままではご自身を責める気持ちもわいてくるでしょうし、気持ちよく休日を過ごせていないのではないかと気がかりです。あなたがスッキリと休日を過ごすために、少しでも参考になればと願っています。


平日は懸命に仕事に向かい、やっと迎えた休日をどのように過ごすのかは、人それぞれの考えがあるでしょう。あなたのように“自分のためになること”を目指して過ごす人もいれば、休息の時間としてのんびりと過ごす方もいます。いずれにしても、その時のコンディションに合わせた休日の過ごし方を心がけることが大切になります。


というのも、仕事量や質にも波があるでしょうから、忙しく疲れているときもあれば、少し余裕をもって仕事ができているときもあるでしょう。そして、それによって休日に充てることができるエネルギーも変わってくるはずです。もしそれを考えないままに行動してしまうと、エネルギーバランスが乱れ、疲れた状態で月曜日を迎えるという、本末転倒なことにもなりかねません。まずは、どれほどエネルギーが残っているのか、そこの見極めから始めましょう。


もし十分な余力があるようでしたら、“自分のためになること”を段階的に実行されてはいかがでしょうか。あなたのやる気は十分に伝わりますが、最初から大きな計画を立ててしまったがゆえに、心身が追いついていない可能性もあります。大きな計画よりも小さな計画を着実に積み上げていくことを、まずは大切にしてみましょう。


また、どんなに精力的に取り組んでも、計画が達成できないようでしたら、いっそのこと“だらだらパターン”の休日を作ってみるのもひとつです。もしテレビを観ながらだらだらしてしまうのであれば、好きなDVDやドラマを観ることを予定にしたり、スマホを前にだらだらしてしまうのであれば、楽しそうな遊びや計画を立てるために検索する時間にしてみるのもひとつではないでしょうか。計画通りでなくても“何かをした!”という実感は、満足感にもつながりますし、あなたの気になっているモチベーションにも影響を与えてくれるでしょう。


誰でも休日を有意義に使いたいと考えますが、あまり“有意義に過ごすべき”という枠にとらわれず、その日の気分に合わせて臨機応変に過ごされるのも、実は有意義な休日の使い方ではありませんか。この辺りのことも含めて、じっくりと考えてみてくださいね。


あなたがスッキリした気持ちで、月曜の朝を迎えられるようになることを願っています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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