塗抹標本検査
最終編集日:2022/7/29
細胞検査のひとつで、血液細胞の異常をみつけるために行われる血液検査です。採取した検体に染色して顕微鏡で観察し、病気の原因を推定します。とくに赤血球、白血球、血小板などの異常を調べるために行われます。
検査でわかること
赤血球、白血球、血小板の形態や種類、数などを調べることで、貧血や感染症、黄疸、血液がんの診断や治療の評価などを行います。
基準値
血液に十分な数の細胞が含まれ、細胞の外観が正常、また、細菌や寄生虫などを認めないこと。
異常がみられた場合に疑われる病気
・肝疾患
・腎臓病
・甲状腺機能低下症
・急性または慢性白血病
・C型肝炎ウイルス感染
・マラリアなどの血液寄生虫の感染症
・カンジダ症などの真菌感染症
・多発性骨髄腫
・悪性リンパ腫 など
関連する検査
培養検査、迅速同定検査、薬剤感受性検査
監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三
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