脳波検査(脳電図)

最終編集日:2022/7/29

脳は活動状況によって、α波、β波、θ波、δ波という周波数の異なる電波を発します。この周波を波形として記録し、脳の働きに異常がないかを調べる検査です。
検査は、ベッドで仰向けになり、頭皮に十数個の電極を装着して行われます。安静にして目を閉じた状態、目を開いた状態、光を点滅させる、深呼吸をくり返すなどの条件下での脳波を調べます。検査にかかる時間は約1時間です。


検査でわかること

脳の活動状況がわかります。てんかん、けいれん、意識障害、脳腫瘍、脳梗塞・脳出血などの脳血管障害、睡眠異常の診断などに用いられます。


脳波に異常がある場合に疑われる病気

・てんかん
・脳腫瘍
・脳挫傷
・脳出血
・脳梗塞
・肝性昏睡
・薬物中毒による意識障害など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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