誘発試験

最終編集日:2022/7/29

誘発試験では、花粉、ダニ、金属、食品、薬物などアレルギー反応の原因となるアレルゲン(抗原)を確定するために、直接アレルゲンに接触させて症状が誘発されるかを確認します。気管支ぜんそくの抗原吸入誘発試験、アレルギー性鼻炎(花粉症)の鼻粘膜誘発試験、食物アレルギーの食物経口負荷試験などがあります。ただし、アナフィラキシーショックを誘発する可能性があるため、緊急事態を想定しアドレナリン注射や静脈ルートの確保など、万全な体制で行われます。


検査でわかること

アレルギー反応の原因となるアレルゲン(抗原)を特定します。抗アレルギー薬を飲んでいる場合は、反応が抑えられてしまうため、検査の数日前から服用を一時的にやめて行います。


誘発試験に異常がある場合に疑われる病気

アレルゲン(抗原)によるアレルギー性疾患

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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