抗ストレプトリジンO(ASO)
最終編集日:2022/7/29
扁桃炎(へんとうえん)や中耳炎、腎炎や猩紅熱(しょうこうねつ)などをひき起こす病原菌をA群溶連菌(溶血性連鎖球菌)といいます。感染すると、血液中に抗ストレプトリジンO(ASO)という抗体が現れます。
抗生物質を服用していると、実際よりも数値が低く出る傾向があります。感染の程度によっても数値が変動しやすいため、1回の検査では見きわめられないこともあります。
検査でわかること
採血により、抗ストレプトリジンO(ASO)の抗体量を測定し、溶連菌に感染しているかどうかを調べます。
異常がある場合に疑われる病気
・急性リウマチ熱
・急性糸球体腎炎
・急性咽頭炎
・中耳炎
・猩紅熱(溶連菌感染症)
・急性扁桃炎など
関連する検査
抗ストレプトキナーゼ(ASK)
監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三
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