湯あたりした

最終編集日:2022/3/30

湯あたりを起こしたときには、涼しい場所へ移動してからだを冷やします。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・意識がない
・意識がもうろうとして呼びかけに反応しない
・けいれんを起こしている
・体温が異常に高い
・血圧が異常に高い、または低い
・不整脈を起こしている


医療機関を受診

数日たっても次のような症状がある場合は受診を検討します。
・からだのだるさ、めまい、頭痛などの症状がつづいている
・血圧が下がらない


様子をみる

・涼しい場所で休息したら症状が治まった
・症状が軽く、正常な体温である


セルフケア

温泉に長時間つかったりサウナに入ったりした際に、のぼせて気分が悪くなることがあります。温泉施設などで起こるのぼせやほてり、体調不良を総称して「湯あたり」といいます。
湯あたりを起こしたときにはまず浴槽や浴室を出て涼しい場所へ移動し、タオルや浴衣などでからだを保護します。次に頭を低くして横になり、ぬらしたタオルや氷のうなどで頭部や、わきの下、太ももの付け根などを冷やします。
湯あたりでは熱中症と同様に体温が急上昇している場合が多く、からだを冷やすことが重要ですが、水風呂などで急激に冷やすのはショック症状を起こす恐れがあるのでやめましょう。
また、湯あたりを起こしたときにはからだがぬれているため、気づきにくい症状のひとつに脱水症状があります。経口補水液やスポーツドリンクなどを摂取して水分補給を行いましょう。その後は十分に休息し、症状が治まったとしても温泉などに入ることは控えてください。
高齢者は、感覚が鈍くなるため、高温の湯につかってやけどを負うこともあり、さらに注意が必要です。

監修

東京医科大学 医学教育学分野 准教授 東京医科大学病院 総合診療科

原田芳巳

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