子育てについて指摘をしてくる夫

4歳と2歳のお子さんの子育てを、あなたがメインでしていらっしゃるのですね。1人で2人の小さなお子さんの世話をするのは、毎日本当に忙しくて大変なことと思います。そのため、ご主人に協力を求めたいものの、育児書などに書かれていることを口にするだけで、実際には動いてもらえないとのこと。そのような状況では、あなたがイライラするのも無理のないことだと思います。まずは、毎日1人でがんばっているご自身を十分にほめ、労ってあげてくださいね。

ご主人は、育児書を読んでおられるのですね。なかなか協力してくれないものの、育児自体には興味をお持ちなのでしょうか。そうだとしたら、ご主人が育児のことで指摘をしてきたら、「どうしたらうまくいくかな？」などと相談する形で返答して、ご主人を育児に巻き込んでみてはいかがでしょうか。もし、日頃から子育てで困っていることがあれば、そのことも相談して一緒に考えてもらうのもよいかもしれませんね。ご主人も、あなたから頼られていると感じることによって、行動に変化が表れるかもしれません。

また、ご主人にどんなことをしてもらえると助かるか、より具体的に伝えるのもひとつの方法です。ふだんは子育てにあまり関わっていないのであれば、よりイメージがわきやすい依頼の仕方をするといいと思います。その際には、「私は～をしてもらえると嬉しい」「私は～をしてもらえると本当に助かる」など、自分を主語にして話すと、より肯定的なメッセージとしてご主人に伝わりやすくなるはずです。ぜひ試してみてください。

そして、ご主人が育児に関してできることが少しずつ増えてきたら、お子さんたちをご主人に預けて、外出してみてはいかがでしょうか。今のあなたには、例え1時間でもお子さんから離れて1人になる時間が定期的に必要だと思いますし、あなたが毎日どんなに大変な思いをしているか、ご主人様も再認識するかもしれません。少しずつでも、預けられる時間が長くなっていくといいですね。

ご主人が育児に協力してくれる時間が少しでも増え、あなたの気持ちが楽になることを願っています。