足の指の皮膚が黒っぽく変色…受診が必要?

2025/06/12
久しぶりに山登りをしたあと、足の指の皮膚が黒っぽく変色しているところを見つけました。痛みなどはありませんが、1週間たっても変わらないので受診をしたほうがよいでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
皮膚の色が黒くなる一般的な原因として、内出血や皮膚の病変が考えられます。
内出血による青あざは、おもに打撲や圧迫などが原因で起こり、皮膚の下の毛細血管や静脈が破れて皮下組織内に出血が起きた状態です。靴の圧迫などが誘因となって起きた内出血であれば、1~3週間ほどで自然に吸収されて目立たなくなり、消えていきます。
一方で、あざが大きくなっている、ほかにも出血傾向がある(歯を磨くたびに歯肉から出血する、よく鼻血が出る、出血すると30分以上止まらないなど)場合には、早めの内科受診をおすすめします。
また、輪郭がギザギザしている、色むらがある、大きさ(長径)が6mm以上ある、色・形・状態・硬さが変化してくるなどの症状がみられた場合には、治療が必要な病変かどうか、皮膚科専門医による診察が必要です。
1カ月経過しても症状が消退しない場合には、一度お近くの皮膚科で相談されるとよいでしょう。


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