かかりつけ医に紹介してもらった病院を転院したい

一般的な転院の考え方は、治療をしていてもいっこうに改善がみられない、医師との相性がよくないなどです。ただし、転院することでのデメリットも考えられます。たとえば、これまでに受けた検査を再び最初から行うことがある、検査を重複して受けることでからだや経済的な負担がかかる、今までの経過をしっかりと伝えなければならない、などです。

医師との相性の問題であれば、大学病院など大きな病院の場合、診療曜日を変えて受診をするケースもあります。一般的に、大きな病院などでは、複数の医師が話し合いながら治療方針を決めることはよくありますので、転院しなくても不安や疑問が改善される可能性もあります。

病気の経過によっては、今後も長く通院を続けることも想定し、信頼のできる医師のもとで治療に向き合えるよう、慎重に判断なさるとよいでしょう。経過をみていくのはかかりつけ医、詳しい検査や入院が必要な状況になったときには規模の大きい病院や専門病院にするというのも1つの方法です。