精液が茶色っぽく血のようなものが混じる

自覚症状だけでは特定できないものの、精液に血のような異物が混じる可能性として「血精液症」が挙げられます。

血精液症の約半数は、前立腺や前立腺の後ろにある精嚢などの炎症によるものですが、原因がはっきりしない場合は精嚢の粘膜肥厚によって起こると考えられ、経過を観察していくなかで自然に消失することもあります。

まずは治療の要否を判断するためにも、数日以内に泌尿器科を受診することをおすすめします。必要な診察や検査などを行ったうえで、医師が今後の方針を検討してくれるでしょう。