夫が不在で義父らとの同居が苦痛

ご主人は仕事で毎年、半年ほど不在のようで、どこか心細く感じる部分もあるのではとお察しします。ご相談者の年齢から察すると、夫のお父様やお祖母様にとってはお嫁さんであると同時に、かわいい娘のような存在でもあるのかもしれません。けれども、トイレや浴室など、1人でゆっくりできるはずの場所でもプライバシーが保たれないのでは、息が詰まることでしょう。

まず、これからも皆さんで一緒に生活していくならば、家のなかでの約束ごとやルールのようなものを決めておくことが必要かもしれません。例えば、家事の役割分担など、生活上のルールもその1つです。結婚して、今まで一緒に生活してこなかった人と生活していくため、ある程度のルールは決めておきましょう。嫁として、義父や義祖母の考えに添う部分も大切かもしれませんが、必要以上の我慢をしつづけないことも大切です。今、我慢きていることも長い目でみるとむずかしいことがたくさんあるでしょう。とくに、1人でいてよいはずの場所でプライバシーがないのは大きなストレスになると思うので、まずは優先的にそのことを理解してもらったほうがよいですよね。

しかし、そのことを伝えるにはどうしたらよいのか、悩むところでしょう。正直、言いにくい部分もあると思います。この場合は、まず悩んでいる状況を夫に理解してもらったうえで、夫から伝えてもらってはいかがでしょうか。その際に「悩んだけれど、これからも家族として仲よく生活していきたいので、お伝えした」ことをあわせて話すと、心情を受け取ってもらいやすいかもしれません。家族で話し合えるような雰囲気があれば、皆さんでやりとりしてもよいものの、むずかしいこともあると思われ、まずは夫を頼ってみることをおすすめします。

小さな集落の住まいとのことで、周りから干渉されるなど、外でも気を使う場面が多いかもしれません。せめて自宅ではくつろげるような環境があってもよいと思うので、必要以上のがまんをせず、この機会に、まずは夫に相談してみてくださいね。