社内問題に巻き込まれ上司に睨まれ頭が痛い

希望していた部署に配属され、前向きに仕事をがんばろうとしていたことと思いますが、人間関係において問題が生じてしまったのですね。やりがいのある仕事であっても、日々の人間関係にストレスがあると、気持ちもふさいでしまいますよね。

問題の原因となっている、あなたの上司について、少し考えてみたいと思います。その方は、初めはあなたをかわいがっていたけれども、いくつかのことがきっかけで態度が大きく変わったとのこと。詳しい背景などはわかりかねるので一概には言えませんが、こういった経緯から、上司はもともと好き嫌いが激しかったり、感情的な一面があったりした可能性があると思います。仮にそういう方であった場合には、一定の距離を置いてつき合った方が、関係悪化などのリスクを減らせるように思います。

例えば、まだそれほど関係性ができていない頃から、必要以上にかわいがられたり、気に入られたりするという場合には、相手にこういった傾向がないかをよく見極め、適度な距離感を保つことも大切になります。

ただ、今回は入社して間もない時期でもあり、気づかなかったとしても無理のないことだと思います。すでに上司との関係性が悪化してきているようですので、今後あなたがどう対応していけばよいかを考えていきましょう。

とくに悪いことをしたわけでもないのに上司の態度が急変したとすれば、あなたとしても納得が行かないでしょうし、上司に対してマイナスの感情をもってしまうかもしれません。しかし、仕事においては、過度に感情的になることはあまりよい結果を生みません。まずは上司の対応で、仕事に支障を来していることは何かについて、整理してみましょう。そのうえで、あなた１人で対応がむずかしい問題に関しては、さらに上の上司に相談してみてはいかがでしょうか？　その際には、できるだけ感情を入れずに、起きている事実を的確に伝えるようにしましょう。仕事に対する前向きな気持ちも併せて伝えるとよいと思います。

こういった相談をすることはとても勇気が必要ですが、上司の対応が理不尽だと感じるのであれば、１人でがまんをつづけることはおすすめできません。たとえ、上司の態度が冷たかったとしても、しっかりと現状を上の方に伝えたうえで、日々やるべき業務にまじめに取り組んでいれば、その様子を見ていてくれる人は必ずいると思います。上司とはなるべく冷静なやりとりを心がけ、態度の変化にふり回されないようにすることが大切です。

人間関係の問題というのは、どのような職場でも生じるものだと思います。相手をよく見極め、トラブルにならないように注意をすることはもちろんですが、トラブルになってしまった場合には、早めに対応策を考えることも必要です。

あなたが、夢だった仕事にいきいきと取り組めるようになることをお祈りしています。