Question

新型コロナワクチンの3回目接種の有効性は?

新型コロナウイルスのワクチン3回接種の有効性について教えてください。

男性/40代

2021/12/21

Answer

現在、国内で接種が進められている新型コロナワクチンは、発症を予防する効果がある一方で、感染を予防する効果や、高齢者においては重症化を予防する効果に関しても、時間の経過とともに、徐々に低下していくことが示唆されています。一方、臨床試験や疫学研究などにより、追加接種を行うことで、低下した感染予防効果や重症化予防効果などを高める効果があることが報告されています。

ファイザー社ワクチンの接種後の情報を集めたイスラエルでの研究では、追加接種した場合の入院予防効果は93%、重症化予防効果は92%、死亡に対する予防効果は81%と報告されています。また、60歳以上で追加接種を受けた場合、追加接種を受けていない場合と比較し、感染例の発生率が11.3分の1、重症例の発生率が19.5分の1であったとの報告もあります。

また、18~55歳の被験者を対象に米国で実施された臨床試験では、ファイザー社のワクチンの追加接種を行い、血清中の新型コロナウイルスに対する中和抗体の増加状況を確認したところ、3回目の接種から1カ月後の中和抗体価は、2回目の接種から1カ月後の中和抗体価よりも、数倍高い値であることが確認されています。

一方、武田/モデルナ社のワクチンについては、米国FDAにモデルナ社が申請した資料の中で、追加接種から28日後の中和抗体価は、2回目接種から28日後の中和抗体価の1.76倍であったとの結果が報告されています。

※2022年1月31日時点の内容です。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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